VERSION 5.01P (2007/10/18)
IMDS-a2バージョン5.01における機能拡張に伴い、IMDS Advanced Accelerator (IMDS-a2)の名称がIMDS-a2 Optimizerと変更されました。新機能は以下の通りです。
ダッシュボード
ダッシュボード機能では一目で分かる2種類の画面が用意されています。データシートダッシュボードでは受信済み、自社データ、送信済みデータシートのス テータスをまとめて表示します。入力依頼ダッシュボードでは受信済みおよび送信済み入力依頼のステータスを表示します。
この機能により、ユーザーは期限切れのデータシートや入力依頼を一目で認識することが可能となりました。これらの情報は図で表示され、この機能からすばやく簡単に該当するデータシートを表示することも可能です。
受信データシートの自動処理
デー タシートを自社で受信したタイミングで自動的にチェックする機能です。チェックはユーザーが定義した検査設定に基づいて実施され、自動的に受信済みデータ シートの処理が行われます。これらのチェックを通過したデータシートを自動的に承認することも可能です。またチェックに通らなかったデータシートにおいて は拒否の理由が自動的に生成されます 。
レポート
データシートレポートの新機能では以下の定型レポートが出力されます。
- データシート分析の詳細
- 不整合ノード
- 構成の検証
- 参照データシート
- アプリケーション材質表示
- 要申告化学物質
CSVエクスポート
CSVの区切り文字をオプションから設定することが可能です。
検査機能
追加の検査設定が2007年8日より利用可能となっています。
- 標準材料サプライヤーチェック-標準材料のサプライヤー("Stahl und Eisen Liste"またはIMDS Committee)以外が作成した全ての材料を強調表示
-
名称初期値チェック-名称の初期値が使用されている全てのノードを強調表示(例 "Copy_"、"Kopie_"、"Teil_"、"Component_"、"Halbzeug_"、
"SemiComponent_"、"Material_"で始まる名称)。 - 化学物質範囲値チェック-範囲値を使用しており、最大値と最小値の差がユーザー定義の値を超える化学物質をすべて強調表示。
- レコメンデーション規定の範囲値-レコメンデーションで定義された値の範囲を超えるすべての範囲値を強調表示。
- 無効な材料分類チェック-無効な材料分類が使用されているか確認(現在のところ無効になった材料分類は5.1のみ)。