BackToIMDS-a2Support

VERSION 6.1P (2008/10/30)

VERSION 6.1P (2008/10/30)

新しい「お知らせ」画面
ログイン直後、個々のユーザーに対してIMDSステアリングコミッティーからのお知らせ画面が表示されます。ユーザーは、これらのお知らせを読んだという確認をしなければなりません。この画面は、IMDSステアリングコミッティーから重要なお知らせがある場合のみ表示されます。「次回のログイン時に、再びこのお知らせを表示させます。」という項目にチェックをしない限り、次回以降、過去のお知らせは表示されません。

未指定物質の10%ルールの変更
(2008年9月11日導入済み)
未指定物質を10%以上含む場合の、エラーチェックルールが修正されました。これは、レコメンデーション010で認められている構成を含む材料分類5.1.a、5.1.b、5.4、5.5の材料(子材料を含む材料)が対象となります。送信時や承認時のエラーチェックにおいて、これらの物質の未指定物質の含有率は、それぞれ下位の個別の材料ではなく、最上位の材料から計算されます。最上位の材料で未指定物質の含有率が10%を超える場合は、従来通り警告が表示されます。

REACH-SVHC(高懸念物質)の表示
REACH-SVHCのためのフィルター機能が追加されます。これは、GADSLフラグの要申告物質や禁止物質のような化学物質への追加フラグの一つとして実装されます。ユーザーは、REACH-SVHCを検索したり、分析用絞込み検索でREACH-SVHCを含むデータシートやモジュールを分析できるようになります。

自動車業界に関連する全てのREACH-SVHCがGADSLに追加される予定のため、REACH-SVHCのためのGADSL分類やフラグがIMDS上へまとまって表示されます。どのフィルターを選択したかに関わらず、REACH-SVHCの化学物質名は構成情報画面の製品ツリー構造内で常に下線が引かれた状態で表示されます。 

小型部品の申告
レコメンデーション001には、化学物質含有率の範囲値に対し、許容幅が定められています。許容幅は材料分類と、材料に含まれる化学物質含有率の最小値により異なります。現在の仕様では、この範囲値の幅の推奨値を逸脱するような場合には警告が表示されます。

小型部品に使用されている材料に対しては、このエラーチェック基準が緩和されます。小型部品とは、部品質量が5g未満の部品とします。 以下の(材料分類に関係なく)汎用的な含有率が適用されます。

含有率: 最小値 X % 最大値 Y % 範囲値の許容幅 M = Y % - X %
0 < X ≤ 100 M ≤ 10


この範囲値の許容幅は小型部品の材料に含まれる全ての化学物質に適用されます。ただし、GADSLフラグD(要申告)、P(禁止)、D/P(要申告/禁止)のついた化学物質は例外となります(このような場合にはレコメンデーション001に定義された通常の範囲値の許容幅が適用されます)。

この変更に伴い、検査項目No.22(レコメンデーション規定の範囲値)にも変更が反映されました。

無効になったアプリケーションへの隠し属性の付与
ELVの改定に伴い、いくつかのアプリケーションコードが無効になる可能性があります。しかしながらこのようなアプリケーションに関する情報は現在も必要です。そのため、過去に入力されたデータも引き続き表示されますが、その際には過去のデータである旨が表示されます。隠し属性のアプリケーションコードは新しいデータシートでは選択できません。この過去のデータは依然として有効であり、使用可能とみなされるため、エラーや警告は発生しません。

自社のユーザー情報およびクライアントマネージャー情報の表示
「追加設定」メニューの「設定」画面において、氏名、Eメールアドレスといったユーザー情報を変更することができます。また、「設定」画面の下部には、自社(企業に所属している組織含む)の全てのクライアントマネージャーが一覧となって表示されます。

IMDS-a2 Questions

IMDS-a2の問合せ先

IMDSアドバンスド・ソリュー
ションズ・サービスセンター

(適切なサービスセンターを
ご選択下さい。)